昨日お約束した私の夢というかロマンというか会の最終目標というかを、皆さんにお願いという形で下に提示しますので、ご自分はともかくも、ご自分の周囲で格好な方がおられましたら是非ご紹介ください。本当にお会いしたいです。よろしくお願い致します。
「もったいない・ピース・エコ・ショップ」運動についてのお願い
いつも会へのご支援有難うございます。お陰様で、会は二十歳を超え、又、平成6年、余剰卵、鶏糞、余剰野菜がもったいなく生まれたピース・エコ・ショップは、皆様の暖かいご協力と継続したご支援のお蔭で、平成12年NPO法人になった際、会の事業として位置づけられ、平成26年までで世界平和や命の支援に総額2772万6000円を送る事ができました。一人ひとりの力が集まれば、自分の足元から世界平和という大きな問題にも関与、貢献できるということに、日々連帯の悦びや元気、希望、安心、張り合いなどを頂いています。
そして、この度、それまで形がなかったショップを、農場の一隅に廃材等を活用してもったいないハウス、ピース・エコ・ショップとして整備しました。そして、これを機に、これまでの活動を総括し、現代の危機的状況に対して、普遍的、根本的視点に立ち、宮澤賢治のイーハトーブ(理想郷)を目指して、活動を展開していこうという事になりました。
1 活動の名称
「もったいない・ピース・エコ・ショップ」運動
2 活動の目的
日本に、もったいない精神と世界平和と環境保全の三つを組み合わせた「もったいない・ピース・エコ・ショップ」の最初のモデルを作り全国に広げていく事が、これからの世代にかつての日本の良さを伝え、日本人としてのアイデンテイテイ(素晴らしい特性)を取り戻し、現在日本が置かれている危機的状況から一人ひとりが自分の行動力で生き直していく一助になると考えました。
3 具体的な内容
(1)「もったいない・ピース・エコ・ショップ」という名称と、寄付して頂いたもったいない物を販売して、その収益金を命の支援につなげるという仕組み、この二つを同じくしたお店を、私達がやってきたように、もったいない精神の有志で起ち上げ、全国各地で自由に展開して頂きたいのです。イギリスで1948年(終戦3年後)にできた、たった一店のチャリティーショップが現在ではイギリスとアイルランドに一万店近くもあるという事実を知って、今こそこの運動を広げることは、これまで70年近く平和を堅持してきた日本人の国民性を、もったいない精神を通して、世界の人々に正しく伝えることになると確信しました。そして、今後はチャリテイーショップを参考にして、中古の本、衣類、陶器、家具、電気製品等もったいない物であれば、品目は自由とすることで、どこでも起ち上げ易くすることとしました。又、ショップの場所も、可能な所でしたらどこでもよく、たとえば、ガレージや住居の一室やフリーマーケット的でも十分です。私達も二十年目にして、初めてショップの形が出来たのですから。又、お店の日時も、自由意志とします。
「もったいない・ピース・エコ・ショップ」の特徴は、
① 寄付する側は、使えるけど使っていない、もったいない物を
活かすことができ、自分の身の回りも片付いて気持ちがよ
く、更に社会のためになる。
② 買う側も安く買えて、同時に社会のためにもなる。
③ 社会全体にもったいない風が吹き、ゴミの減量化と助け合い
の輪が広がる。
(2)3/11以来日本中を苦しめている新たな環境問題への対応です。この根本的解決は、未だ示されておりません。私達は、それ以前から「次世代のため、元気、安心、希望を与える住民参加の有機の里創り」という理念を掲げ、「坂東市有機の里創り研究会」部会を発足させ、坂東市にバイオマス活用推進計画の申請を働きかけ、それに有効な微生物の培養に取り組んできました。それがEMの中の主役である光合成細菌です。そして、3/11の後、その微生物が放射能を減らすという事を知り、市の測定器でそれを検証、確認しました。そこで県の「コミュニテ―協働事業」に「光合成細菌を使った生ごみの自家処理法と安全な社会創り」という題名で応募し、採択され、その助成金も充てて、培養のためのビニールハウスを建てる事ができ、現在は「もったいない・ピース・エコ・ショップ」を通して安価に販売し、普及に努めています。又、県からの採択のお蔭で、市の後援でフォーラムを開催、市の環境基本計画にも掲載され、市からバイオマス活用推進計画申請に着手する旨の回答も頂きました。そこで、生ごみの焼却は、地球温暖化を促進し高額な費用がかかるので、地球温暖化防止、放射能低減化、費用対効果もある、簡便な生ごみ堆肥化の独自な方法を官民協働で実験すること、又、生ごみ、米のとぎ汁、廃油などは、そのまま廃棄すれば費用も掛かり、環境を汚しますが、EMや光合成細菌等の有用な微生物の力を借りれば、もったいない立派な資源となる事を伝える「もったいない教育」、この二つを市に提案しています。そして、坂東市がバイオマス活用推進計画を作成、申請、国が受理した暁には、坂東市の独自性が全国に発信され、本物であれば、受け入れられ、もったいない風が各地に吹き渡る事を期待しています。
以上二つのことが、各地に出来る「もったいない・ピース・エコ・ショップ」で一体化され、時代を変えるお手伝いができれば幸甚の悦びです。最初は、先ず、坂東市の「もったいない・ピース・エコ・ショップ」に来て頂き、話し合い、納得して頂けることを願っています。最後に、「もったいない」を少しでも多くの人たちにわかって頂くために、拙い歌ですが、ピース・エコ・ショップのテーマソングとして活用して頂ければ有難いです。
もったいないは二つのエコ
詩と曲 小野 羊子
Ⅰ、 もったいないは 二つのエコ 二つのエコ
エコロジー アンド エコノミー
ラランラ ランラン
もったいないで みんながつながろう
もったいないで 地球をクリーンに
もったいないで みんながつながろう
2、 もったいないは 日本の宝 日本の宝
世界に伝えよう 世界に広めよう
ラランラ ランラン
もったいないで みんなが幸せに
もったいないで 地球を楽園に
もったいないで みんなが幸せに
306-0505 茨城県坂東市菅谷2218 自生農場内
TEL&FAX 0280-88-7670
NPO法人 猿島野の大地を考える会