生ゴミと光合成細菌の組み合わせ

今日は火曜日で、会の中のゴミ関心部会「四季の会」の活動日です。その上、これから一週目と三週目の火曜日は、米のとぎ汁や生ごみや廃油など、ゴミになるものを反対に有用微生物を活用して役立たせてしまう講習会のようなことをやろうということになりました。幸いお天気にも恵まれ、米のとぎ汁でEM発酵液を作ったり、一週間分の光合成細菌入りの生ゴミバケツを持参してきてもらい、見て匂いを嗅いで悪臭のないのを確かめてから、掘っておいた溝にそれをいれ、その上に光合成細菌液に浸しておいた籾殻をいれ、土をかぶせました。まだ実験段階ですが、すぐ畝を作り、まいておいた大根の種が順調に芽を出し、15センチくらいに青々と育っています。

生ゴミと光合成細菌の組み合わせですが、これがうまくいけば、簡便な方法で長続きするのではないかと、ずいぶん前ですが思いついたわけです。というのは、光合成細菌は、嫌気性で、その上100度以上の高温でも死なないので、堆肥化する場合でも切り返しがいらないのではないかと。又、この原理で、一週間分のバケツの中身も、あらかじめ掘っておいた溝に端から入れてすぐ埋めていき、溝が全部埋まったら、畝を立てて種をまいても大丈夫ではないかと考え、現在試行中ということです。大根の写真を撮るのを忘れましたので、明日撮りますね。

昔の堆肥作りは、もうもうと湯気の出ているところをよく切り返しをしている姿を記憶していますが、それは酸素を必要とする好気性で高温にも弱い微生物のために、酸素を入れ熱もとるために切り返しが必要であったのだと思います。光合成細菌はその二つをクリアーしているし、その上、使えば使うほど放射能が減り、二酸化炭素が好きという嫌気性なのですから、地球上の大問題である地球温暖化防止にも貢献しますし、無限にある生ゴミの最大の活用法と考えたのですが、皆さんのご意見を聞かせていただければありがたいのですが。