大和魂

皆さんは、大和魂という言葉から何を連想するでしょうか。第二次大戦当時、日本は軍国主義で戦争にまっしぐら。大和魂も「戦艦大和」などと戦争の具に使われたことで、大和魂という本来の意味を汚されてしまった感があります。元来の大和魂は、日本が大和の国と呼ばれていた大昔、自然を畏敬し、自然の恵みに感謝し、助け合いながら暮らす農耕社会から生まれました。まだ貨幣社会でもなく、自給自足、環境も汚さない正に争いや競争の少ない平和な社会でした。それが、世界を相手に戦争をしてしまったことで、すっかり大和魂は好戦的と誤解され、かつては平和の象徴だったような大和魂が正反対の汚名を着せられてしまいました。いつの間にか形成されていく偏見や誤解は、見えないがゆえに厄介なものです。日本の国民全体に関わってくる固定観念は、できるだけ早く元来のあった位置に戻す努力をしなければなりません。

幸い約70年間も世界で数少ない平和憲法を堅持してきたことで、大和魂も復権してきていると思います。私たちの会も、「もったいない・ピース・エコ・ショップ事業」で、ささやかながら世界平和に関与し、真剣に向き合うようになって、グローバルな時代でもあるので、この大和魂を「ビッグ ピース ソウル」と変換し世界に発信したら、日本国民の真意を理解してもらえるのではないかと、思いついた次第です。「もったいない・ピース・エコ・ショップ」が全国各地にでき、且つ大和魂が「ビッグ ピース ソウル」と呼ばれるようになれば、日本国民の精神性は高く評価され、日本人のアイデンティティーも明確になって、元気、安心、希望があちこちで芽を出すでしょう。

今日の写真は、文章とあまり関係ありませんが、二人の孫が手伝ってくれて、見事なEMインゲンがとれましたので見てください。