歌の持つ力
/会員さんの中に沖縄出身の方がいて、昔の沖縄で言われていた言葉を教えていただき、私も同じように思っていたので、ちょっと感動しました。それが「歌 半学」という言葉。昔の沖縄は貧しく、学校へ行けない子供もいたので、生活の中で歌を通して自然に学ぶ力を育んでいく、今でいう総合学習的な意味合いが深かったのだと思います。EMの開発者、比嘉照夫先生も、机上の知識からではなく、子供の頃から叩き込まれた実生活での農業体験があったればこそ、最終的にEMに行き着いたのではないでしょうか。
私も歌の持つ力というものを信じています。歌は、自然に体の中に浸透し、楽しさや情緒の面で影響を与えてくれます。私は長女を出産し母になった時、感動の余り自然と歌が湧いてきました。それ以後何かの節節に、又賢治を生きるようになって、その結論として、歌が生まれるようになったので、歌の分野としてはメッセージソングとでもいいましょうか。たった一回しかない自分の人生とか、生き方とかに関心のある方に聞いていただければ、うれしいです。四冊目の自著は、そのような歌を十数曲入れたCD本です。そのうちの5曲は、トップページで聞くことができます。