できることから

今日は、火曜日で四季の会の活動日。生ゴミで育てたチンゲンサイはみんなで美味しくいただいたので、今回は、生ゴミも加えた堆肥作りに取り組む事に。自生農場には、鶏糞あり、ぬかあり、卵の殻あり、ストーブの灰あり、落ち葉ありで、それらを光合成細菌液に漬けた籾殻でサンドイッチにしてビニールをかぶせておくだけです。それも時間のある時だけで、シャカリキにはやりません。光合成細菌は、二酸化炭素が好きな嫌気性で、100度でも死なないので、これまでの堆肥作りのように切り返しはそれほど必要ではないと考えます。昔は、好気性の微生物で、発酵熱が高いと、酸素を入れて熱を下げないと死んでしまうので、切り返しをする必要がありました。その上に光合成細菌は、放射能を低減させてくれるので、こんなありがたい微生物はなかなかありません。

今、田植えの季節です。光合成細菌は、光と水が必要なので、特に田んぼに生息して、硫化水素やメタンガスなど、人間にとって迷惑なガスを好みます。毎年美味しいお米を作る会員さんが、この時期には光合成細菌を購入していきます。

みんなが、自分の足元から環境を良くしていこうとするならば、生ゴミ、堆肥作り、お米作り、野菜作りと関われるところで、光合成細菌を使ってくだされば、希望が湧いてくると思います。元気、安心、希望という人間の三大栄養素は、実践あってこそ、そこから生まれてきます。