整理と活用

30年前にこの自生農場を拓いた時、農場の主が自分で建てた鶏舎の運動場に沿って、自生していた雑木の苗を植えておいたのが大木になり、昨日、今日はその大木の処理、整理についやされました。もったいないピースエコショップを、丁寧に作ってくれた大工さんが、仕事の合間を縫ってきてくださいました。大きくなりすぎてしまったので、うまくやらないと鶏舎の屋根を壊しかねません。夫と二人で知恵を出し合って、二日で懸案の伐採を大体かたずけてしまいました。

そして、三人でその切り株に座ってお茶をやりながら、今度はその切った木の活用に話が弾みました。大工さんが、知恵袋の大きいかたなので、切った木のなら、クヌギ、栗などは、しいたけや他のキノコの原木になるということで、その他にも色々珍しいことを教えてくれました。

このように、どんなものでも整理して、活用する知恵があれば、この世は今よりも問題がなくなり、清々しい風が吹きわたるだろうにと思わされました。

手前味噌ですが、もったいないピースエコショップも整理と活用の賜物だと思うのですが。一人一人が自分の周りから、この整理と活用に動き出せば現代文明の大量生産、大量消費、大量廃棄の流れに竿をさすことになるのではないでしょうか。整理と活用を日々の暮らしに採り入れると楽しいですよ。