今こそ、世界に平和の灯を!
/又々、十日ほどご無沙汰してしまいました。
私は、環境展の飾り付けに行っただけなので、様子は分からなかったのですが、行った会員さんが、多くの方が見てくれていたと教えてくれ、ありがたかったです。今回は、環境展をみていただけなかった人に、これを通して見ていただけたらと思いつきました。お付き合いください。
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今こそ、世界に平和の灯を!
世界のあちこちで、不穏な空気が漂い、第三次世界大戦の恐れが懸念されている現代、もしそれが現実になったら人類の存続そのものが危ぶまれ、私達は次世代に取り返しがつかない付けを負わすことになります。
日本は、第二次大戦終了後(1945年)過去の過ちを反省し日本国憲法を制定し、憲法9条で、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、永久に戦争をしないことを約束しました。
日本国民は、この憲法9条を70年間守り、世界の人達から厚い信頼を寄せられてきました。世界でこの平和憲法を持っている国は、コスタリカと日本の二国だけ、平和を保持するということはそれだけ大変なことで、世界の範としての貴重な役割を荷なってきたのです。そして、世界の命運がかかっている今、この世界の希望の灯を失うことは余りにもったいないです。
ここに、世界平和のあり方を、戦争の真っ只中で体現している日本人がいます。私達の「もったいないピースエコショップ」事業が、最も支援に力を入れている「ペシャワール会」代表、中村哲医師です。彼は、アフガニスタ
ンとパキスタンにまたがって、医療活動に加えて、平和とは食と水の安定確保と自立であるとして、緑の大地計画の元、井戸の掘削と用水路建設に取り組み、現在まで一万五千ヘクタール(坂東市の約半分の面積)の安定灌
漑を達成させました。その上、10数年この作業に携わってきた元難民の人達が、安心して暮らせ、用水路の維持管理をしていくための自立定着村を、誰も思い付かない厳しい砂漠を活用して、宮澤賢治言うところのイーハトーヴ、理想郷を創り上げました。
ここに自立定着村ができる前後の拡大写真と、今年の1月30日に「アフガン復興を支える」という題名で、ペシャワール会の活動が大きく取り上げられた朝日新聞を載せました。
彼はこれから更に今迄の活動を広域展開し、世界に平和を実現していこうとしています。私達の会も、もったいないピースエコショップの名称と仕組みを共有するショップを、タンポポの綿毛のように全国に草の根で広げて
日本国民の平和を願う気持ちを世界に発信し続けていこうと思います。ご協力を切にお願い致します。
もったいない風を全国各地に!
「正しく強く生きるとは 銀河系を自らの中に意識して これに応じて行くことである」
宮澤賢治のこの言葉は、天とつながっている各自の自由な魂に沿って生きることが真の生き方であることを示しています。私たちの会は、この賢治の世界観から、全ての活動を生み出してきました。その一つが、命の支援と
環境保全を軸にした「もったいないピースエコショップ事業」です。もったいない物やエコ的な物を販売し、その収益金でピースを支援する事業で、有機農業やEM農業の会員さん、米のとぎ汁流さない運動のモニターさん達、ゴミ関心部会の四季の会、ゴルフ場さん等の温かい協力のお陰で、これまでに約21年間で約二千九百万円を国内外に寄付してきました。この仕組みは、もったいない物を活用でき、環境が整備され、世界平和に関与できることで、私達も元気、安心、希望、連帯の悦びを得られ、一挙両得どころか一挙十得です。そして、20年目にして、写真のようにもったいない廃材も活用して形にしました。そしてこれを機に、日本にもったいない精神と世界平和と環境保全の三つを組み合わせた「もったいないピースエコショップ」の名称と仕組みを同じくする店を全国に広げる事こそが、次世代にかつての日本の良さを伝え、日本人として「大きい和の魂」(BIG PEACE SOUL)という新しい意味を付与した「大和魂」を身につけ、現在世界が直面している危機的状況から自分の行動力で生き直していく一助になると考えました。
そして、この度、私の故郷、千葉の富津市に二号店ができる事になりました。会が誕生した頃から入会してくれていた幼馴染が、5年前に故郷の同窓会に出席した時、私の拙著を紹介してくれ、本の売上金もペシャワール会に寄付できた上に、10名以上の幼馴染が入会してくれました。そして、今年の一月、会の交流行事に8名がはるばる参加してくれ、50年以上ぶりに再会を果たしました。以前からもったいないピースエコショップに協力してくれていたその内の一人が、私の夢に応じてくれたのです。いつかそんな日が来たら、感謝の気持ちを込めて贈ろうと思った三つの物があります。一つが廃材を活用した手作り看板、一つが「もったいないは二つのエコ」を始めとする、宮澤賢治を生きてきた過程で生まれた私の拙い歌の数曲を入れたCD,一つが私の贈りたい言葉を入れた手作りの額です。
ここには、もったいないピースエコショップの建物と、中で四季の会が交流している写真と、会の交流行事の時の集合写真と幼馴染みとの再会の写真を載せました。
又、贈りたいと思った三つのものは、環境展に一応間に合ったので、手作りの看板と言葉を入れた手作りの額は、展示しました。CDに関しては、音楽は流せないので、歌詞だけ載せました。歌の題名だけここに記します。
「とりのうた」「曲がりなりにも」「年をとらない玉手箱」「もったいないは二つのエコ」「家族」
「禁断の木の実」
実際には、もう二曲位入れようと思います。この中の「もったいないは二つのエコ」と「曲がりなりにも」は、一番後にできたので歌ってくれる有志を募集中です。